人生を変えた石けん“ピュアモイスチャーソープ”
今回は奥迫協子が石けんづくりの職人に想いを伺いました。


我が子を育むよう、丁寧に見守りつくり上げています。
ピュアモイスチャーソープの原料は国産の素材。舐められるくらい安全です。

体に安全な材料しか使用していない『ピュアモイスチャーソープ』の原料は、舐めても安心。
ほんのりと「甘さ」を感じるほど!
石けんづくりに重要なのが牛脂と水と塩です。
今は外国産の原料を使うところが多いですが、ピュアモイスチャーソープの原料は沖縄海洋深層水のαGriXと鮮度塩です。
最初にαGriXを使って石けんを作りたいと聞いた時、まず水を舐めさせてもらったんですが、普通の水と全然違うし、酸化防止剤なんかが一切入っていないから、「この子は大丈夫だな」とわかりました。
それに、牛脂も岡山と四国の牛のものしか使いません。
天然の素材にこだわっているから、舐めても大丈夫なんですよ。
顔つきや音の変化、 石けんの気持ちを感じてタイミングを見極めます。

一瞬一瞬で表情を変える石けん素材。
呼吸をして、変化して、まるで生きているかのよう。
僕は釜を炊きはじめて44年になるのですが、石けんの気持ちがわかってきたのは、つい最近です。
石けんには“喜怒哀楽”があるんです。
人間みたいなものですよ。
だから、他のことを考えながら作業しているとうまくできません。
熱のかけ方やタイミングで簡単に変わってしまうから、顔を見て、機嫌をとってあげるんですよ。
それに、音も〝ベチャベチャ〟から〝シャラシャラ〟という感じに変わっていきます。
櫂で混ぜて下に残っている脂を、上で石けんになっている子の方に上げてやると、下の子が「石けんになる!」って変わるのが、櫂の重さでわかるんです。
こういう判断で必要なのは目も耳も鼻も、五感の全部と、あとは第六感。 見た目だけではわかりません。
何千回と釜を炊いた経験で、やっと石けんの気持ちがわかるようになるんです。
毎回顔が違って面白いですよ。
良いものをつくるために、 とことんまでこだわって、 命がけでつくっています。

出来上がった石けんは、温度・湿度を調整しながら、二日~二日半乾燥。じっくり固まるのを待ちます。 石けんづくりは、片時も目が離せず、まるで子どもを育てているようです。
釜を炊いている時は、火傷や失明の危険もありますが、それでもモノ作りっていうのは命がけでやらないと良いものはできないと思っています。 それでお客さんが喜んでくれて、その声を聞いたときは、もう本当に最高です。
「作ってて良かったな」と思いますね。